鈴縫工業株式会社

緑化工法Q&A

目次

SF緑化システムに関するQ&A

法面へ施工された場合の地盤面の崩壊に対する安全性は?

一旦造成された基盤が基盤自体の要因により崩壊することはまずありません。 通常の降雨に対する耐侵食性は十分にあります。また、地山の凍上などの小さな変動にも 対応できる柔軟性はあり、植生が発達するにしたがって、その根系が斜面の強度をより高めます。 しかし、緑化工というものは、あくまでも表面侵食を防止するものですので、 深層からの崩壊に対しては抵抗できません。

土砂法面への施工に問題はないですか?

土砂法面はまず斜面が安定した角度である必要があります。 安定していない角度を植生基盤で支えることはできません。 土砂法面の場合、緑化工で表面侵食を防止することに大きな意味があります。 地表面に一筋の流れを作らないことが、大きな侵食を防ぐ第1歩です。 水はけ・水もちがよいSF工法の基盤の利点は、地表面に流れを作らせないことです。

吹付けた基材の養分は、何年も維持するのですか?

基材に混合されている養分は、施工当年の植物の発芽・生育のためのものです。 通常養分の少ない斜面には、やせ地でも生育できる機能(根粒菌やVA菌根を共生させるなど) を持った植物を導入します(先駆植物、パイオニアなどと呼びます)。緑化植物としては、 ハギなどのマメ科植物やヤシャブシ、アキグミなどが代表的です。 植物が成長するにしたがって、落葉や植物遺体が土中で分解され、新たな養分となります。 この分解過程で働くのが、土壌生物です。SF工法の基盤は団粒構造であるため、 様々な土壌生物が生育できる環境となっています。土壌生物による有機物リサイクルがうまく動くと、 養分は何年も維持されることになり、植生も遷移していきます。

SF緑化システムは、モルタルガン機による施工も可能ですか?

SF緑化システムは、吹付機・材料・施工方法をすべてシステム化した緑化工法です。 汎用吹付機「ソイルシーダー」が必要です。また、SF緑化システムの根幹である「高次団粒構造」 の基盤を造成するためには、ハイドロ式で客土材と団粒剤を混合・空気攪拌して吹付けることが不可欠であり、 これを実現するために開発されたのが吹付機「ソイルシーダー」です。
モルタルガン機はそもそもモルタル吹付けのための機械で、厚層基材吹付に応用されたものです。

表土の流出はどの程度防止できますか?

[図表]流出土量の乾燥質量(g/m2)
工法 1週間後 1ヶ月後
SF緑化工法 0.6 0.9
TG緑化工法 0.6 0.7
BF緑化工法 0 0
SF緑化システムのSF・TG・BF緑化工法は、耐侵食性に優れた基盤を造成する緑化工法です。 規定の材料で正確に反応させて施工すれば、急斜面へも基盤を厚く付着安定させることができます。 そのため、浮き石や緩み土塊等、ごく表層の小崩落を押さえることができます。 アンカーを併用した法枠や降雨水を完全に遮断するモルタル吹付など、 深層の崩壊や斜面全体の崩落を押さえる工法とは比較することはできません。
降雨水による基盤の侵食を調べるため、人工降雨機による試験を行いました。 表にSF・TG・BF緑化工法のそれぞれの基盤について、造成1週間後と1ヶ月後に、 1時間当たり100mmの雨を60分間降らせたときの基盤の流出量を示します。

その土地固有の種子を使っての施工は可能ですか?

SF緑化システムでは、あらゆる植物の導入が可能です。樹林化の基本は、 ハギなどの先駆樹木と常緑樹を3種程組み合わせた配合です。これに郷土種 (地域に自生する植物)を導入することが可能です。樹種については、お客様のご要望に沿って、 施工時期や種子の発芽特性などを検討した上で、導入種についてアドバイスさせていただきます。 草本の場合は、外来草本や在来草本による芝生型、ワイルドフラワーによる修景型などがあります。 また、施工数年後に、自生種が自然に侵入した事例も多数あります。

施工地盤の条件(法勾配や地質、対象植物など)はどのようなものがありますか。

施工地盤の適切な条件としては以下のようなものがあります。 法勾配としては、周辺植物が順調に遷移する勾配は8分より緩い勾配が好ましいです。 地質(土質)は、各諸条件の土質に合わせた処理や吹付植生の基盤厚さ(量)を設定して対応しております。 対象植物(導入植物)は、先駆種として草本や肥料木をまず導入、景観、自然環境の保全、 維持管理などを考慮したご要望に沿った配合でご提案しております。
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